ペラタイヤの作り方 入門編
今回はペラタイヤの制作方法を紹介したいと思いますー。あくまでこれは自分流の作り方なのでもっと上手く作れるよー!とか簡単に作れる方法知ってるよー!って方はスルーでお願いします。
まず初めに、ペラタイヤとはなんぞやという事ですがミニ四駆の三種の神器的な物で
メリットとしては
・軽量化
・跳ねの抑え(多分
・自分の好きなタイヤ径に出来る
などが考えられますねー。
タイヤの肉を削る事で目に見てわかる軽量化が出来ます。当然ですがw
次に跳ねの抑えですが肉厚なタイヤよりも薄いタイヤの方が跳ねにくいです。(多分
その代わりデメリットもあります。
タイヤの厚みが薄ければ薄いほどホイールに負担がかかります。カーボンホイールでもスポークが折れる場合があるみたいです〜
それでは作ってみましょう〜
準備するもの
まずは電源。
・クリップ式のLEDライトノアテック USB電源LEDフレキクリップライト KT-NF-01 BK 照明器具・ [並行輸入品]
(LEDライトは100均のでもいいですが見えにくい上に集中してやってると目が悪くなってきそうな気がしますw
他にも
・150番ダイヤモンドヤスリ平型
・パーツクリーナー
・アートナイフ(デザインナイフ
・スポンジ
・3Mスポンジ研磨剤
150番ヤスリは前使ってたヤスリのダイヤモンドが150〜2,300番台ぐらいになってて調子良かったので仕上げ用として使ってます。無くてもいいですけどねw
パーツクリーナー、スポンジは最終仕上げ用
アートナイフはオルファの600円ぐらいのやつに、細い替刃を差して使ってます。
そのまま使用すると刃が太いのでスライスしにくかったです…
他にもエノモトやポテンシャルなど色々な所からセッターが出てますが…手が出ませんw
セッター、バイス、その他諸々揃えていると軽く2万超えてくるので、
まずは嫁さんに怒られないよう入門編という事で安く済ませ0次予選を通過していきましょうw
まずは削るスペースを作ります。
はい、どん。
スマイルマークのお陰でストレスを感じませんねぇ〜(謎
左がローハイト、右が大径です。
今回は大径ハードを削ります。
このamazonカバーのおかげで、目に向かってくるタイヤカスの飛散を防止する感じです〜画期的ですね‼︎
まずは横からデザインナイフでスライスします
ブイーン…
このあたりから注意してやらないと刃がタイヤから抜けてデザインナイフがグルグル暴れ出す時があります。
すぽーん!
これがスライスした状態。
後ろに定規を置きましたが、目で見て分かる見事な偏平タイヤですね
ここからまずは計測
撮影用に外していますが外さなくて大丈夫です。
左側が26.5
じゃあ26.5のペラタイヤに出来るのか。出来ません。ここから削って仕上げもしていると26.4以下ぐらいになってきます。ヤスリを当てて、真っ直ぐにします。
右側を削ってある程度真っ直ぐにします。
左側26.4
右側26.2
削りw過ぎwたww
左側→真ん中→右側この3点を計測して
±00.1mm以内に抑えます。
少し押さえる感じでヤスリを添わしていきます。粗削り。
その後はヤスリを当てる力加減を調整しながら
150番のヤスリを当てる力加減だけで微調整します。150番で削ったとこ↓
んでここからタイヤ表面を仕上げていきます。
3Mのスポンジ研磨剤を使って当たるか当たってないかぐらいの力加減でヤスリがけしていきます。
今回は26.0で制作しました。
最後にスポンジにパーツクリーナーを含ませて…
タイヤに当てます。
表面のカスを落としながら、表面が滑らかに。
これで完成です。
ハーフカットしたい場合は大体の目安でデザインナイフにパーツクリーナーを含ませて
どりゃー!
何気にこの作業が1番気を使います…
表面はこんな感じ。
以上ペラタイヤの作り方でした〜。
これはシビアな話ですが、実は大径5本スポークの車体側を内径、外側を外径とすると、実はホイールの大きさが違います。
ハーフカットしたペラタイヤを、外側に穿かせると…26.0
同じタイヤを奥まで穿かせると…
00.2mmの差がありますね。
ホイールのみの場合
外側
内側
つまりは26.0のペラハーフ、リアのメインを外側に、フロントのメインを内側に持ってくる場合、リア用は26.0、フロントは25.8で作らなければ前後のタイヤ径が変わってきます。
くっそめんどくせーわw
以下Q&Aです。
Q:スーパーハードを大径に履かせたいんだけど!
→ローハイト用にスーパーハードを装着→後は削って大径に履かせば完成です。削らず履かすとものすごい硬いですw
Q:ヤスリを当てる加減が分かりません…
→タイヤをいっぱい削りましょう。
何事も経験ですので、最初失敗するのは当然です。なので最初からスーパーハードなどの価値あるタイヤは削らないようにしましょうw
あと、タイヤの硬さによって削りやすいかどうかが変わってきます。個人的な意見としては、
ハード→スーパーハード→ローフリ→ノーマル→縮みタイヤの順で削りやすいです。ヤスリで削るこの削り方では縮みタイヤは物凄い削りにくいです…
Q:26.0狙ってたのに25.9になっちゃった!
→諦めましょう。その子にはもう25.9の人生を歩ませましょう。
Q:ヤスリずっと当ててたら溶けてきて削れなくなったんだけど!
→スーパーハードなどによくある現象です。スポンジにパーツクリーナーを吹いてタイヤになぞるだけで溶けた部分が、また削りやすくなります。
Q:ガッタガタになった!
→ヤスリを当てる力が強すぎです。
当たるか当たらないかぐらいの力でゆっくり削ってみてください。
Q:どれぐらい時間かかるの?
→タイヤにもよりますが、慣れれば1本10分そこらでできますがやってないと感覚を忘れてペラタイヤが作れない体になります。
Q:そこまで時間かけて神経使いたくないんだけど。
→エノモトやポテンシャルなど高級セッターを買いましょう。
Q:簡単に作る方法は?
→ヒゲソリゴリゴリ。
Q:セッターとパワーステーションで7000円
だよね?
→はい。ただ、セッターはタイヤブレーキも作れる。パワーステーションはモーター慣らしが出来るので持ってて損はしないアイテムかと。
Q:もっと安く済ませたいんだけど?
→扇風機の羽をのけます。真ん中のモーター部分にガムテープ巻きます。タイヤをはめます。ヒゲソリゴリゴリ
Q:でも精度が…
→うん…
Q:ペラタイヤを手に入れる方法ないの?
→ヤフオクかメルカリで買いましょう。
Q:それって自分で作ったんじゃないから公式の車検通らないよね?
→車検の時に『このタイヤ自分で作ったんじゃないんですけどっ‼︎』と、カミングアウトしない限り車検は通ります。ですが、ルール違反なのでペラタイヤは自分で作りましょう。
Q:もっと精度の出る方法あるよ?
→はいあります。この方法は初心者でも比較的安く、ガチ勢にも負けない精度のペラタイヤを作る方法です。
Q:くだらない記事あげてんじゃねーよ
→それ以上言っちゃだめええ(´;ω;`)
という訳で
ここで紹介してる道具は他でも用途があるのでオススメです。
道具を増やして良いミニ四駆ライフを送りましょう〜。
次回はモーター慣らしについて記事を書いていこうと思います〜三┏( ^o^)┛